こんにちは、中野区と杉並区の境目にある中川歯科医院です(笑)。
今日は学校歯科健診について少し書いてみたいと思います
私は3年前から杉並区学校歯科医会の学術担当理事に就任して学校歯科の業務に携わっています。
ただ3年前の私は
・歯科医師会に入って1年ぐらい
・学校歯科健診にはまだ1度も行ったことがない(予備学校歯科医でしたがまだ健診を行ったことはなかった)
というような状態で何もわかっていない状況からの業務でしたので中々大変でした。
和田中学校の学校医となると同時に理事になり、わからないなりに色々と取り組んできました。
皆さんがご興味のある所は学校歯科健診についてというところだと思いますが
皆さんからよく言われるのは
・虫歯があるといわれたので診察を受けたら無いといわれた。
・歯肉が腫れていると書かれているがどこのことかわからない
・歯並びについて指摘されたがいつ治療をすればいいのかわからない
このあたりが皆さんからご指摘を受けるところです
・虫歯については健診の精度を上げるために杉並区学校歯科医会ではヘッドライトを各学校医に配布しています。
・歯肉炎については理解を深めるために年一回行われる口腔保健指導で重点をおくようにし、取り組みを行い始めたところでしたが現在コロナウイルスの影響で新しい取り組みが行うことができなくなっています
・歯並びについては東京都学校歯科医会で基準を色々と定めるためにこの2年ほど研究会が設けられています
学校側でも子供のデータをソフトを用いて、各健診結果や成績等を一元管理するよう取り組むなど様々な取り組みは行われています。
中々すべてのケースにおいて100%完璧にするというのは難しいことかもしれませんが現状に居座らず様々な取り組みが行われていることは皆様に知っていただければと思い一端ではありますが書かせていただきました。
杉並区学校歯科医会では年に2回研修会が行われていて2月は小児の顎成長や矯正についての講演が行われます。得た情報や知識を皆様に還元できるようしっかり勉強してきます
最後に独り言
会議とかもあって診療時間以外も働いているんですよ(ボソッ)